【S15 悪統一使用構築 最終4992位/レート1711】ロンゲイベルマニュ
【サムネイル用】
S15で使用した悪統一パのレンタルです。
【構築経緯】
シーズン8の竜王戦ルールで使用出来る悪タイプの禁伝ポケモンが「イベルタル」のみなのでコイツを軸にスタート。
受けにおけるタイプ相性の壁を乗り越えるため先制で壁を張れる「オーロンゲ」
襷枠のカウンター+先制技持ちスイーパーで、その中でも唯一襷エースバーンに対面で勝つことが出来、ランドやサンダーに対しても強い「マニューラ」
ムゲンダイナやイベルタルなどの対策で特殊技を受けつつ壁エースもこなせる「バンギラス」
イベルタルが苦手なバンギラスやラッキー(ハピナス)に対して強く、大嫌いな受けループに火力でゴリ押せる鉢巻「ウーラオス」
ゼルネアスピンポイント対策枠「キリキザン」
【個体紹介】
オーロンゲ@光の粘土
腕白
201(244)-141(4)-111(124)-x-112(132)-81(4)
ソウルクラッシュ/リフレクター/光の壁/挑発
・ミミッキュの珠じゃれつく93.7%で耐え
・臆病CSゼルネアスのムンフォ81.2%で耐え(壁下ジオコン状態も同様)
・DL調整
いつものロン毛。
やることがほとんど相手にバレているのでそれを考慮した動きで起点にされないように立ち回った。
悪タイプの悪戯心で上から挑発を打たれることがなく確実に上から壁を張れるので、自主退場技や対面操作技がないことに目を瞑れば本当に使いやすかった。
初手でザシアン対面、基本選出のカウンターマニューラがいる場合は挑発安定だが、いない場合、完全に剣舞(or身代わり)ときょじゅうざんの択になり、外すと即負けに繋がりやすかった。
比較的即負けしにくいのは挑発。
エースのポケモンを死に出しする前に起点を作られたり数的有利を取られるとマズイので即引きする動きもよくあった。
カバもこいつの挑発で対策してください()
イベルタル@弱点保険
臆病
207(44)-x-116(4)-162(84)-134(124)-166(252)
デスウイング/悪の波動/熱風/羽休め
・DM時C特化メガネレジエレキのかみなり確定耐え
・余りC、端数B
・メタモン対策でバンギに対する有効打無し
悪統一の唯一の禁伝枠。
厨二心がくすぐられる。
弱保を持たせているが、自身の火力を上げる技が無いので相手に抜群技を突いてもらうしかない。
だからホワイトキュレムとか出てきたら喜んで氷技受けに行った(←マゾ要素?)
素のスペックが高いから弱保発動しなくても勝てた試合はたくさんあった。
技構成はダークオーラを活かすための悪の波動、回復効果がありダイジェットの媒体になるデスウイング、ザシアンに対する打点として熱風、使用機会が多くダイウォールの媒体になる羽休めで確定。
この技構成はメタモン対策として、後述するバンギラスで起点にするためにわざとバンギラスに対する打点を入れていません。
この作戦がハマったのは10戦もないと思う。
努力値はマスボ級上げるまでCSだったけどその過程でメガネレジエレキに3タテされたのでそれを基準に調整したらそれが活きる試合はたくさんあった。
耐久調整イベルタルはアリ。
ミミッキュ意識で最速にしてるけどウーラオスの攻撃を受けてからデスウイングで回復するために準速にしている悪統一の方もいるが、オススメは最速。
イベルタルミラーも先手後手どちらが有利かは状況次第なので。。。
マニューラ@気合の襷
陽気
146(4)-172(252)-85-x-105-194(252)
トリプルアクセル/氷の礫/挑発/カウンター
・H4振りで襷カウンター+礫がダイマしたH155エスバ(炎)を確定で落とせる圏内
冠環境から使っているスイープ役。
ランドロスやガブリアスなどの氷4倍の強いポケモンが増えてから急に株が上がった。
竜王戦ルールで使えるジガルデにも4倍弱点を突けてあまり怖くなかった。
シリーズ7ではレヒレに対する打点として挑発の枠が毒突きだったが、レヒレの使用率も下がり、エースの通りが良くなかった時のためにダイマエースとしても使えるようにダイウォール用に挑発を採用した。
カウンターもダイナックル媒体になる。
Hに関して
わざわざHに4振って偶数の146にしているのはちゃんとした理由があり、H無振りダイマエースバーン(H310)の技を襷カウンターで返した後、氷の礫で安全に処理するために必要なHPが146だったからです。
H無振りマニューラ(H145)の場合、襷カウンターで返せるダメージが144×2で288、氷の礫で炎タイプのエースバーンに与えられるダメージが21〜24。
H無振りダイマエースバーンのHP実数値は310なので最低乱数を引くと耐えられてしまいます。
そこでマニューラのHに4振って半減氷の礫の最低乱数を引いてもダイマエースバーンを突破できるようにしました。
悪タイプで唯一エースバーンより速いため、襷エースバーンに対しても襷カウンターで返して不意打ちの上から礫で倒せます。
なので大体のエースバーンに勝てます。
そしてイベルタルが強過ぎてエースバーンが全然怖くなくてH4振りが活かされる試合は無かったというオチ。
しかしシリーズ7ルールに戻るらしいのでそこでは必ず活きてくると思う。
地味にサンダーやイベルタルにも強いのも良かった。
バンギラス@食べ残し
意地っ張り
193(140)-173(28)-131(4)-x-132(92)-112(244)
岩雪崩/地震/身代わり/竜の舞
・残飯回復最高効率のH16n+1調整
・竜舞+1で最速100族抜き
・竜舞+2で最速フェローチェ抜き
・DL調整
・C特化ポリ2の放電を砂無しで身代わりが確定耐え
っていう調整のバンギ単体の育成論ブログから丸パクリした
過去には弱点保険、突撃チョッキバンギラスを使ってきたがどうにも使いこなせず、有利な相手に出してチョッキだと思い込んでるところを起点に竜舞積んで全抜きするのが最もバンギを活躍させやすいと思った。
攻撃技が2つしかなくもう1つの枠に身代わりを採用してるが、性格上予想外の勝ち筋を掴むための身代わりを構築に1体は仕込んでおかないと満足出来ない。
岩技を雪崩にしてるのは元々ポリ2との撃ち合いに勝てる型として育成したものなのでこれはエッジでもロクブラでも良い枠。
でも間を取った雪崩も竜舞を積めば積むほど無限の勝ち筋を掴めるのでこの型のバンギは扱いは難しいがロマンが溢れていると思う。
CSムゲンダイナにたいして2竜舞地震で確1なのでダイマを温存して倒すこともできる。
ロン毛の壁でサポートすると使いやすくなる。
イベルタルの紹介でも説明したが、メタモン対策でイベルタルに変身させたらこのバンギで起点にできる。
逆にメタモンがバンギに変身した場合は後述の鉢巻ウーラオスでなんとかなる。
扱いは難しいけどこいつで勝てた時は気持ち良かった。
相手ラス1イベルタルに対して死に出ししたら圧だけで降参に追い込んだ。
ウーラオス@拘り鉢巻
陽気
175-182(252)-120-x-81(4)-163(252)
暗黒強打/インファイト/毒突き/不意打ち
・ミミッキュ意識の最速
・鉢巻暗黒強打でHB特化ドヒドイデ確定2発
受け構築大嫌いだから鉢巻一択。
ただそこまで受けに特化してないような構築にも出したりして全然活躍せず負けることが多かった。
こいつを出した試合の勝率5割切ってる。
受け構築嫌いと言ったが、こいつを出しても勝てないことが多いほど嫌い。
技構成はタイプ一致確定急所の暗黒強打、タイプ一致で補完に優れてるインファイト、フェアリーに対する打点としてどくづき、高火力先制技の不意打ち。
ぶっちゃけ誰かをメタってるわけでもなく受け構築に強いからってだけで入れた。
ロン毛の張った壁が残っててカイオーガの根源の波動を耐えて暗黒強打で倒した時びびった。
キリキザン@イバンの実
意地っ張り
141(4)-194(252)-120-x-90-122(252)
・DM時C特化ゼルネアスのジオコンフェアリーオーラダイフェアリー(130)が壁込みで確定イバン圏内
・ダイスチルでH振りDMゼルネアス確2
ゼルネアスの他にもロン毛サポートからのピクシー、マホイップのような詰ませ性能を持つフェアリーに対するメタ。
最初は耐久調整チョッキで使ってたけど、結局ゼルネアスの弱点となるタイプを併せ持ってるので、裏の物理受けに引かれて無駄にダメージ受けて調整通りに行かないから、相手の想定外の勝ち筋を掴めるイバンのみを持たせた。
ロン毛の壁があれば、耐久無振りでC特化ゼルネアスのC2上昇フェアリーオーラ補正ありのダイフェアリーが確定イバン圏内に入る。
もしジオコン積まれた時に対面したら、悩んだフリしてダイマ枯らそうとしてるように見せかけるために初手ダイウォールしたりとか考えていた。
想定外だったのはイバンに変えて1週間ぐらいだけどゼルネアス入りの構築と一切マッチングしなかったという運の良さ。
いや、ゼルネアスがいないならそれに越したことはないからな!
ゼルネアス軸壁構築が流行り始めてから数日間、流行が過ぎ去るまでガチで戦略的撤退してた。
この行動は正しかったんやなって。
【基本選出】
ミミッキュメタモン両採用の場合
イベルタル・バンギラス・ウーラオス
ゼルネアス入り
オーロンゲ・キリキザン・@1
【重いポケモン】
イベルタルの火力を数値受けしてくる奴と受けて更に突破してくる奴
トップメタだし対策するしかないんだよな。。
頻繁に見るほどでもなくマッチングしたらほぼ負けだしその対策に1枠割くぐらいなら無視していいわ
こいつにやられてイベルタルに耐久調整施すことになったし不意の物理型も無理だしこいつのためだけにワルビアル入れるのは負けな気がする
起点阻止するにはロン毛の挑発しかないしイベルタルの素の火力じゃダイアークで落とせない。
裏にはウツロイドがいる。
え?タイプ一致で悪に弱点突ける一般ポケモン?
それは流石に読者もわかってるだろうし言わなくていいよね?
【伝説別対策方法】
これは自分用にメモしていたものです。
ミュウツー→なんとかなる(バンギメタけたぐりに注意)
ホウオウ→受けサイクルであることが多いため、隙を見てバンギラスの岩技、マニューラのカウンター、ウーラオスの鉢巻暗黒強打などで倒す
ルギア→なんとかなる
カイオーガ→潮吹きのダメージを少しでも減らすためにウーラオスで鉢巻不意打ち、ロン毛の壁でイベルタルでダイアーク連打orウーラオスの鉢巻暗黒強打連打
グラードン→ステロを撒いてくる型以外なんとかなる
ディアルガ→ウーラオスの鉢巻インファイト、DM状態ならイベルタルでダイアーク連打
ギラティナ→なんとかなる
レシラム→イベルタルでダイアーク連打、バンギラスの竜舞の起点にする
ゼクロム→壁弱保イベルタルの餌にする、マニューラのトリプルアクセルorカウンター(+礫でH無振りダイマゼクロムが約5/6の乱数で落とせる)
キュレム→いない
Wキュレム→壁弱保イベルタルの餌にする、バンギラスの竜舞の起点にする
Bキュレム→壁弱保イベルタルの餌にする、ウーラオスの鉢巻インファイト、マニューラのカウンター(+トリプルアクセル3連命中でH無振りBキュレムを約3〜4割の乱数で落とせる)
ゼルネアス→キリキザンで心理戦を仕掛ける
ジオコン積まれずに対面した場合→積む隙にダイスチルで倒されるので裏に対して有効な選択を取る
ジオコン積んだゼルネアスと対面した場合→イバンを悟られないように時間をかけてダイウォールから入り、ダイスチル連打
3/4以上のダメージを受けてジオコン積んだゼルネアスと対面した場合→C特化じゃないことを祈る
イベルタル→バンギラスの起点にする、マニューラのトリプルアクセル
ジガルデ→イベルタルでダイアーク連打、マニューラのトリプルアクセル、ウーラオスの鉢巻暗黒強打連打、蛇睨み対策に挑発持ちを先頭に置く
ソルガレオ→イベルタルでダイアーク連打、マニューラのカウンター
ルナアーラ→いない
通常ネクロズマ→いない
日食ネクロズマ→竜舞の起点を阻止しつつイベルタルでダイマターンを枯らしてから倒す
通常時のダイアークで耐久無振りなら確1、悪の波動なら約7割
マニューラのカウンターで約7〜8割、ウーラオスの鉢巻暗黒強打でH振り非ダイマネクロズマに62.5%の乱数1発
ザシアン→イベルタルでダイジェットダイバーン、マニューラのカウンター
ザマゼンタ→イベルタルでダイバーン連打、マニューラのカウンター
ムゲンダイナ→ロン毛で耐久型の起点を阻止し、その他の型であれば死に出しバンギの竜舞の起点にする
白バドレックス→壁弱保イベルタルの餌にする(HAチョッキだとダイマでダイジェット+弱保発動ダイアークで倒せない)、通常時はウーラオスの鉢巻暗黒強打、マニューラのカウンター
黒バドレックス→なんとかなる(そもそも選出されない前提で選出を決める)
【あいさつ】
悪統一のマゾふぉるてです。
S15、お疲れ様でした。
結果順位は4桁前半ギリギリの4992位、レートは1711。
最終レート1700超えて嬉しいです!
皆さんからしたらそれほど高みに行けてないように感じられるとは思います。
しかし過去の最高順位が8695位、最高最終レートが1687だったのが今回で記録を更新でき自分にとっては満足のいく結果になったので構築記事の執筆に至りました!
過去に剣盾デビューのシーズンと、毒菱詰ませエースHD鉄壁タラプ空を飛ぶバルジーナの2つのタイトルのブログを執筆しましたが、自身の記録に満足して構築記事を執筆したのは初めてです。
ちなみに「ぽけっとふぁんくしょん!」様の対戦記録ログを利用して1戦1戦の記録をし、振り返り、分析したりしていました。
基本選出のロンゲイベルマニュは勝率5割以上安定してたのは良かったが、ウーラオス、キリキザンを出した試合はあまり勝ててないのは反省点。
ヤミラミはザシアンに鬼火入れても受からない攻撃を受けるために自己再生連打しながらリュガのみでBを上げて詰ませられないかと考えて使おうとしたけどクソ弱かったです。
この対戦ログ機能では選出の組み合わせも記録されていました。
基本選出が圧倒的に多く、その選出ができる試合は6割以上勝てているようですね。
それ以外の組み合わせは全体的に微妙ですね。。
さて、次のシーズンはどうするのかと言いますと
まず、今回ほど頑張ることは無いと思います。
というのも、マゾふぉるては悪統一のためのメタゲーム大会「悪の総力戦」に参加します。
主催は悪統一仲間の桜葉さん、Tachiさん。
この大会は進化前も含む悪ポケ50種類からドラフトで5体決め、あと1体は対戦相手のパートナーズ以外から自由枠という特殊なルールです。
参加者が20人とキリの良い人数が集まったため10人のグループに分けてドラフトが行われて悪ポケ50体全員誰かのパートナーズに入っているわけですから面白いですよね。
そんな中マゾふぉるてのパートナーズは
+自由枠
そうです。
パートナーズが強いんです。
ランクマではあまり活躍させられなかったウーラオス、悪統一パになるとランクマにおいて役割がないブラッキー、ランクマには連れていかないけど色々器用なタチフサグマ、進化後悪タイプで唯一育成してないフォクスライ、進化前でも加速するが耐久が無さすぎるキバニア。
ランクマで活躍させられていないポケモンばかり、そして皆同じ条件で戦える機会をくれてとても嬉しいです。
目標は予選突破ですが、あわよくば優勝目指しちゃいます!
大会の結果や感想は、予選編、決勝編の2つに分けて記事にするつもりです。
5月中に決勝編の記事が寄稿されなければ、察してください。
雑談はここまでにしときましょう。
長く拙い文章で申し訳ないですが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
是非Twitterのフォローお待ちしています!
@mazzoforte_poke