【悪統一】溢れる憎悪のHB弱保イベルタル軸 【S22最終2560位/レート1774】
閲覧いただきありがとうございます。
悪統一の「マゾふぉるて」と申します。
変な名前ですね。
本記事はシリーズ10、シーズン22のものとなります。
今回は自己最高レートを更新したため記事にしました。
↑レンタルパーティです↑
【構築経緯】
・悪タイプの伝説ポケモンはしかいないので必然的にイベルタル軸に決定。
強い悪ポケモンの中でも貴重な4倍弱点無しで、エースで起用したいため持ち物は弱保にした。
・イベルタルはHB特化にしてもA222ザシアンのじゃれつくが中乱数1発なので、耐久を上げるために次に壁張りを採用。
・次にイベルタルが重いバンギやチョッキドランやポリ2、低速受けルに有利な鉢巻を採用。
・次に襷枠として冠環境でも使っていた襷がむしゃらがダイマ無し環境により更に通りやすくなったので続投した。
・次に有利なポケモンは少ないが、ごまかし枠として身代わり金縛りアンコールが環境的に追い風なので採用。
・最後はどう頑張ってもムゲンダイナ軸がどうにもならなかったので、弱保イベルタルの通りを良くするために選出誘導枠として岩タイプのを採用して完成。
【使用個体】
特性:ダークオーラ/性格:ひかえめ
実数値: 223-135-147-174-119-122
努力値: 172-0-252-60-4-20
調整意図:
✅H 16n-1
✅A222ザシアンの+3じゃれつくを壁込み7/8で耐え
✅無振りサンダー抜き抜き
✅余りCD
基本的には耐久振りを活かして対面的に使うか、ザシアン軸に対しては後述のロン毛で壁を張ってから弱保発動させて全抜きするという使い方。
タイプ一致打点かつ多少体力管理できるデスウイング、ザシアンへの打点として熱風、弱保発動後に狩り漏らした相手への打点として不意打ちが確定で、悪の波動の枠は最初は受け構築への対抗として挑発にしていたが、サンダーによる被弾を最低限に抑えたいため悪の波動に変更した。
それでもサンダーの運ゲーに泣かされたこともあったがこの変更は正解だった。
A下降補正でも、+2ダークオーラ不意打ちなら4に出しで出てきやすいガラルヒヒダルマや霊獣ボルトロスぐらいであればワンパンできて強かった。
調整意図で「A+3ザシアンのじゃれつく」を想定しているが、これはロン毛で壁を張っている間に剣舞を積んでくるザシアンがいるので、それに勝てるようにと思いHBベースにした。
弱保×デスウイング(+ダークオーラ不意打ち)のシナジーは最強で、相手の降参でイージーウィンできることも多かった。
弱保を発動させるコツは相手の禁伝枠にこだわらず取り巻きからエサを見極めること。
@ひかりのねんど
特性: いたずらごころ/性格:わんぱく
技構成:
ソウルクラッシュ/リフレクター
ひかりのかべ/ちょうはつ
実数値: 201-141-111-103-112-81
努力値: 244-4-124-x-132-4
調整意図:
✅H 50n+1
✅珠ミミッキュのじゃれつく93.7%耐え
✅壁込みでA222ザシアンのきょじゅうざん93.7%耐え
✅DL調整
冠環境からずっと愛用しているいつものロンゲ。
珠ミミッキュのじゃれつくを15/16で耐える素の物理耐久に、DL調整したら丁度努力値10余り、残りをASに4振った美しい配分である。
そして何よりも美しいのが、リフレクターを張ることでA222の+1ザシアンのきょじゅうざんも15/16で耐えられるということで、いつものロンゲって強えんだなホントって思った。
初手読みで枯らし要員か積みアタッカーが来られると困るので基本2番目に置いていた。
ザシアンに対してはリフレクターを張った後に剣舞ケアで挑発を打つのがセオリーで、成功した時にはドヤ顔してた。
今更だけど悪戯心挑発も無効にしつつ絶対に初手に壁を張れるロン毛って偉いよね。
@こだわりハチマキ
特性:ふかしのこぶし/性格:ようき
技構成:
あんこくきょうだ/インファイト
どくづき/ストーンエッジ
実数値: 175-182-120-74-81-163
努力値: 0-252-0-x-4-252
調整意図:
✅H16n-1
✅同族やスカーフ以外のミミッキュ意識の最速
✅Aはできるだけ高め
✅余りD
鎧環境からずっと鉢巻で使ってて鉢巻の火力がデフォになってる。
中速以下受けサイクルを破壊するために暗黒強打、インファイトは確定。
フェアリーへの打点として毒突きも確定。
ストーンエッジの枠は最初は不意打ちだったが、あまり使わなかったため重かったホウオウへの打点として入れた。
受けル破壊ポケモンとしてよく挙げられるが、後出しでもムゲンダイナに受けられてしまうのでハッキリ言うと現環境の鉢巻ラオスは受けルに強くない。
それでも後出しHBレヒレに対して鉢巻毒突き2発で確定で倒せるから鉢巻が外せなかった。
悪統一は当然レヒレが重いので、ナットラオス対面とかでも平気で交代読み毒突きを打っていた。
@カゴのみ
特性:すなおこし/性格:いじっぱり
実数値: 207-170-130-103-120-113
努力値: 252-4-0-0-0-252
調整意図:
✅H 16n-1
・珠ダイナのダイマ砲×2確定耐え
・ダイナの+1メテビ+ダイマ砲確定耐え
・陽気AS霊獣ランドの地震確定耐え
✅S 準速
・1舞で最速100族抜き
・2舞で最速フェローチェ+3
✅余りA
・2舞地震で無振りダイナ確1
・1舞雪崩でH振りバルジーナ確2
最終日に採用した。
選出回数ゼロ。
バンギの表向きの役割はムゲンダイナを倒すこと(適当)
正直サイクルできない構築にバンギ入れるのはマジで弱いと思う。
こいつの本当の役割とは、弱保イベルタルの起点になるポケモン、もしくは相性有利なポケモンを誘い出すことである。
具体的に言うと、霊獣ランドロス、ウーラオス、ゴリランダー、ナットレイ、エースバーン、ガブリアスなど。
終盤はレートを減らさないよう対戦回数を減らしていたのでバンギの選出誘導の恩恵を感じたことは無いが、多分これで正解だったと思う。
特性:てきおうりょく/性格:さみしがり(A↑B↓)
実数値: 138-185-94-142-75-79
努力値: 0-228-0-252-0-28
調整意図:
✅波乗りでH振りカバ15/16の乱1
✅S無振り60族抜かれ
✅耐久無振りA222ザシアンの最低乱数きょじゅうざんに対してがむしゃら+アクジェで確定圏内
がむしゃらアクジェで悪タイプ対面最強ポケモン。
コンセプトとしてがむしゃらアクジェは確定、悪打点として叩きも確定。
そして気になる波乗りは、元々はクラブハンマーだったが適応力とはいえHBカバルドンを倒せなかったのと、ゴツメケアで採用した。
そしてこの型はシザリガーの性能と相性が良い点がいくつかある。
・がむしゃらはノーマルタイプなのでそれを透かす為だけのゴーストタイプのポケモンはミミッキュじゃない限り出てこない。
・更に自身のタイプとも相性が良く、対面操作技であるとんぼがえり、ボルトチェンジが抜群で入るので相手の裏のポケモンにがむしゃらをぶち込むことで相手のサイクルを崩壊させることも出来た。
・そしてSも55と低めで、役割対象によって自由に調整できる。
最初は無振りレヒレ抜かれの228振りだったが、両刀型に変える過程でアシレーヌやニンフィアに抜かれてがむしゃらで削れるように28振りにした。
がむしゃらは読まれにくいが、アクジェは流石に読まれるので、交代読みがむしゃらを打つことで試合を一気に有利に進めることが出来た。
交代読みがむしゃらを打つかどうかの判断基準は目の前のポケモンが弱保イベルタルの起点になるかどうかで、起点になる場合は交代ケア2連がむしゃらを選択していた。ならない場合はそのままアクジェを選択。
両刀でもBを下げたのはザシアンのきょじゅうざんだけでなく、火力に振ってない霊獣ランドのとんぼでも大きく削ってもらうため。
がむしゃら以外にも適応力の叩き落とすやアクジェの火力もクセになるとても使いやすいポケモンだった。
これでも使用率圏外ですってよ。
悪統一勢は大体皆使ってるけどな!
@たべのこし
特性:いたずらごころ/性格:ずぶとい
技構成:
ナイトヘッド/かなしばり
アンコール/みがわり
実数値: 157-85-137-85-85-73
努力値: 252-0-236-0-0-20
調整意図:
✅身代わり+A222ザシアンの+1わるあがき2発耐え
✅S12振りマリルリ、白バド抜き
ラス1でハメて相手に絶望を与える性格の悪い型。
交代されると面倒なので大体相手をラス1まで追い込んだところでヤミラミを出す。
金縛りで技を縛ることに成功した後にアンコールを打つことで「縛った技」を連続で出すことになるので、相手は悪あがきするしかなくなる。
悪あがきするターンは2ターンしかないので、さっさと削らないとすぐ負ける。
攻撃技はナイトヘッドしかないので、金縛りアンコールが成功しても相手のHPが200以下じゃないと上手くハメることができない。
後述しているが、シザリガー+ロンゲ(ラオス)+イベルタルの選出が多くヤミラミはあまり選出できなかったが、ゼルネアス軸には積極的に選出した。
他のポケモンで攻めながらゼルネアスのジオコンの絶好の起点を演出し、ジオコンのタイミングでヤミラミを後出しすることでジオコンをアンコールしてそのままナイトヘッドで削り、アンコールが解除されても悪戯心でまた上からアンコールして降参で勝つ試合が多かった。
この戦法を読まれる以外の負け筋は「ジオコンを積むまでもない」と判断された場合なのでロン毛で壁を張るとよりジオコン積みたくなるはず。
金縛りもアンコールもダイマ無し環境では追い風ではあるが、ラス1対面に持っていくまでが難しかった。
【選出パターン】
(場合によっては詰め筋としてシザリガーを控えに入れるのもアリ)
(シザリガーでもゼルネ対策できるが、タスキ維持したまま対面することが難しいのでオススメしない)
ムゲンダイナ軸(攻め寄り)
・シザリガー+オーロンゲ(バンギラス)+イベルタル
ムゲンダイナ軸(受け寄り)
・シザリガー(ヤミラミ)+イベルタル+バンギラス
(ヌオーいたら無理です)
【重いポケモン、並び】
まぁ、当然ですよね。
こいつがいるだけでロン毛イベルの並びは確定です。
他の悪統一勢からは「イベルタルでザシアン対策するのは弱い!取り巻きを狩るのが強い使い方だ!」みたいなことは言われてて、熱風を切って挑発を入れた弱保イベルタルと、ザシアン対策枠でゴツメ誘爆炎渦スカタンクやゴツメガオガエンを使っていた悪統一勢が多かったけど自分は賢くないので相手依存壁弱保熱風イベルタルでゴリ押してた。
もちろんスカタンクもガオガエンも試した上で言ってますからね?
スカタンクは強かったけどそれで悪統一レート1900超えた方がいらっしゃったのが影響してか割と結構読まれていた。
悪ラオスの圧力でバンギを選出から切ります。
バンギ出されたら負け。
サイコフィールド張られるとロン毛でザシアンに挑発出来なくなってザシアン剣舞安定になってしまう。
この並びだけなら誘導枠のバンギでどうにかなるかもしれないけどバンギ入れてからは遭遇してないのでわからない。
無理!
まぁムゲンダイナ単体でもキツイんですが。
最終日にバンギを入れたと言ったが、それまではこの並びの対策枠を色々試していた。
試したポケモンは3体。
ゴツメが怖かった。
2.珠スケショ草結び採用両刀ワルビアル
伝説枠ムゲンダイナ+イベルタル受けラッキー+地震透かし飛行枠でヌオーが出てこなかった。
3.HD黒い眼差し滅び守る眠るアブソル
失敗したらどうしようと思い結局1日で解雇した
色々試したけどこの並びに関してはもう諦めた。
【結果】
190戦中105勝85敗
【感想】
S22お疲れ様でした。
結果的には順位、レート共に記録を更新できて満足してもいいのですが、最終日は保身に走ってしまい初戦敗北で「あ、これ沼にハマるな」と思いそこで潜るのをやめました。
なのでモヤモヤしてる部分はあります。
10月は悪統一最強を決めるミラー大会「最悪会」に参加するので時間のある序盤にマスボ上げてそのまま放置かな。
公式大会のトリックリリックも悪タイプたくさん参加できるのでダブル未経験だけどどうしようかな(バンギ…怖くないの?)
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。
あっ、何か質問あればTwitterまで。
(マゾふぉるて🌵悪統一 (@mazzoforte_poke) | Twitter)
【スペシャルサンクス】
・両刀シザリガーのパクり元、ゴンさん
・金縛りアンコヤミラミのパクり元、LOOCさん
・その他応援してくださったTwitterのFFの皆さん