S23悪統一使用構築「溢れる憎悪のY軸」【最終レート1811】
【使用構築】
閲覧いただきありがとうございます。
悪統一の「マゾふぉるて」と申します。
前期もほぼ同じ構築で記事を書いたのですが、今期も記録を更新したのでまた書きたいと思います。
本記事はシリーズ10、シーズン23のものです。
【構築経緯】
・悪タイプの伝説ポケモンはしかいないので必然的にイベルタル軸に決定。
強い悪ポケモンの中でも貴重な4倍弱点無しで、エースで起用したいため持ち物は弱保にした。
・イベルタルはHB特化にしてもA222ザシアンのじゃれつくが中乱数1発なので、耐久を上げるために次に壁張りを採用。
・次にイベルタルが重いバンギやチョッキドランやポリ2、低速受けルに有利な鉢巻を採用。
・次に襷枠として冠環境でも使っていた襷がむしゃらがダイマ無し環境により更に通りやすくなったので続投した。
・次に有利なポケモンは少ないが、ごまかし枠として身代わり金縛りアンコールが環境的に追い風だと思ったので採用。
・最後はどう頑張ってもムゲンダイナ軸がどうにもならなかったので、ムゲンダイナを起点に崩せるサブエースとして眠カゴ竜舞を採用して完成。
【個体紹介】
@じゃくてんほけん
特性:ダークオーラ / 性格:ひかえめ
実数値: 223-135-147-174-119-122
努力値: 172-0-252-60-4-20
✅H 16n-1
✅A222ザシアンの+3じゃれつくを壁込み7/8で耐え
✅無振りサンダー抜き抜き
✅余りCD
主軸。
特性の補正が乗るメインウェポンの悪の波動、メインウェポンかつ体力回復も可能なデスウイング、ザシアンに対する最大打点として熱風、狩り漏らした相手や上が取れない相手に削りを入れられ特性の補正も乗る不意打ちで確定。どれも外すことが無かった。
後述のロンゲの壁を合わせないとザシアンのじゃれつくが耐えられず、お互いの命中率や急所率まで含めると、ザシアンが素直に動いてくれても対面でザシアンを突破できる確率は80%程しかなく、毎回「じゃれつく打ってきて!じゃれつく当てて!急所には当てないで!熱風当てろ!」と願っていた。
+2熱風で耐久無振りザシアン確1、耐えられても石火が無ければ不意打ちで突破出来た。
ロンゲで壁を張る隙に剣舞積んでくるザシアンにある程度対応出来るようにHBベース。
@ひかりのねんど
特性:いたずらごころ / 性格:わんぱく
ソウルクラッシュ / リフレクター
ひかりのかべ / ちょうはつ
実数値: 201-141-111-103-112-81
努力値: 244-4-124-0-132-4
✅H 50n+1
✅珠ミミッキュのじゃれつく93.7%耐え
✅壁込みでザシアンのきょじゅうざん93.7%耐え
✅DL調整
剣盾始めてからずっと構築にいる。
シリーズ11でもきっと使う。
統一パの悩みである弱点の一貫を補ってくれる。
両壁はもちろん、積みの起点を回避するための挑発、メインウェポンかつ確定Cダウンが強力なソウルクラッシュで確定。
基本的に初手、後述のシザリガーを出す場合は控えに置くことが多かった。
イベルタルの弱保を安全に発動させる、バンギラスの竜舞の起点を作る役割を果たしてくれた。
基本的にザシアンがいる構築にはロンゲイベル@1の選出をしていた。
ザシアンがいなくてもイベルタルが耐えられない高火力ポケモン(ガラルヒヒダルマやコケコなど)がいたら1枠消費してでもサポートに徹してもらった。
@こだわりハチマキ
特性:ふかしのこぶし / 性格:ようき
あんこくきょうだ / インファイト
どくづき / ストーンエッジ
実数値: 175-182-120-74-81-163
努力値: 0-252-0-0-4-252
✅最速
めちゃくちゃ思い切ってます。
本当はドレインキッス持ちの黒バドに対面で勝てないだなんて誰も予想しません。
そもそも悪統一に黒バド出てこず俺だけ伝説使える状態ですし。
ポリ2やバンギ入り、ホウオウ軸に積極的に選出した。
技構成はメインウェポンの暗黒強打、同じくメインウェポンのインファイト、フェアリー意識の毒突き、ホウオウをさっさと倒すためのストーンエッジ。
一時期は「後出しムゲンダイナに受けられるなら鉢巻で拘る意味無くね?」と思い珠を試していて、特にホウオウ軸の受けルは伝説枠ホウオウ、イベル受けバンギ、物理受けブルルの選出がほとんどで「これなら1体でまとめて見れる!」と思ったが有利対面であるはずのバンギの砂と珠のダメージが痛過ぎて落とした試合があったので結局鉢巻に戻した。
帯もアリだったが暗黒強打の火力を捨てることは出来なかった。
鉢巻にするとHBレヒレを確定2発にできたりポリ2を倒しやすくなるのでやっぱり鉢巻が良い。
@カゴのみ
特性:すなおこし / 性格:いじっぱり
実数値: 191-181-136-103-121-113
努力値: 124-84-44-0-4-252
✅H16n-1
✅砂下の珠ダイナのダイマ砲確定3発
✅+2地震でH252B4振りバンギ確定1発
✅同族意識の準速
余りB
地雷枠1
前期の記事でボロクソにディスってましたが、調整を見直したり、ヌオーが減っているという背景から選出する機会が増えた。
特にムゲンダイナ軸やイベルタル軸に選出した。
ロンゲの壁サポートから竜舞で全抜きはもちろん、眠るで毒殺系受けポケモンを起点に竜舞積みまくって突破していた。
あくびループにもハマらずに積めるのも強かった。
イベヌケドランみたいな構築にはぶっ刺さっており唯一苦手なガブリアスは大半は岩技持ちでイベルタルで受け出しからの弱保の起点にすることも出来た。
そもそもバンギが苦手なポケモンは、イベルタルが得意なポケモンが多いので選出誘導としての役割も大きかった。
ねっとう / はたきおとす
アクアジェット / がむしゃら
実数値: 123-189-81-139-60-79(HBD個体値0)
努力値: 0-252-0-228-0-28
✅無振り60族抜かれ
地雷枠2
8割選出していた。
がむしゃら+アクジェで対面処理するのはもちろん、アクジェ読みゴツメ持ち交換読み2連がむしゃらで荒らしてから裏のロンゲイベルを通していた。
前期はカバルドン意識で波乗りにしていたが、普通に引かれるので勝ち筋を増やせる熱湯に変更。
Sはアシレーヌ意識で60族抜かれ調整にし、ムンフォアクジェで突破されても裏のポケモンで処理できるようにした。
タイプ上とんぼやボルチェンが抜群で入るので、裏のポケモンをがむしゃらでごっそり削ることが出来て気持ちよかった。
石火が無ければザシアンに勝てるのも素晴らしかった。
こいつがいないと勝てない。
@たべのこし
特性:いたずらごころ / 性格:ずぶとい
ナイトヘッド かなしばり
アンコール みがわり
実数値: 157-85-137-85-85-73
努力値: 252-0-236-0-0-20
✅身代わり+A222ザシアンの+1わるあがき2発耐え
✅S12振りマリルリ、白バド抜き
地雷枠3
金縛り+縛った技をアンコールすると出せる技がなく2ターン悪あがき状態になり、バレなければ悪あがき+ナイトヘッド×2でHP200以下のポケモンは対面で突破できる。
対策は交代、金縛りされるターンに別の技で攻撃するなど。
ダイマ無し環境では金縛りアンコは強いと睨んでいたが、とんボルチェンを駆使したサイクルが多く、相手が残り1体かつヤミラミの型がバレてない状態で対面することが非常に難しかった。
ダイマありの対面構築の方がマシだったレベル。
ほとんど選出することも無く、他に入れたいポケモンもおらず置物と化していた。
出した試合はゼルネアス軸で、ジオコンに合わせてヤミラミ引き→アンコールでゼルネアスを流すぐらい。
それもあまり成功せずほぼほぼゼルネアスは対策切っていた。
【最終結果】
276戦149勝127敗
【感想】
初めてレート1800超えました!
辛かった…
序盤元気マンで瞬間5位(当時レート1741)だったのに中盤沼に嵌り負け越してしまって30000位まで下がりメンタルがボロボロになってました。
でも他に入れたいポケモンもいなくて結局最後までこの6体を信じて終盤戦い続けた結果、徐々に順位を戻していって、気づけば序盤元気を超えて最高レートで終えることが出来ました!
負け過ぎてTwitterで病んでた自分を支えてくれたフォロワーの皆さんには大変感謝しています。
シリーズ11も頑張ります。
改めて閲覧いただきありがとうございました。
【Special Thanks】
・HBDダメかも個体のシザリガーを恵んでくれた同じ悪統一仲間のLOOCさん
・フォロワーの皆さん